2013年3月29日
作業イス
いつも座っている作業イス。
お店を始めて6年目、これまで2脚のイームズデザインのイスを使用してきました。
1脚目は、左のアルミナムグループチェア。
中古で購入した肘掛け無し、ファブリックタイプのものでした。
2脚目は、右のソフトパッドブループチェア。
こちらも中古で購入し、現在も使用しております。
座り心地は、圧倒的にソフトパッドの方が優れていると思います。
最近、このソフトパッドのレザーが傷んできました。。
自分で張り替えをするのか、修理に出すのか、色々検討しないと。。
次に買う機会があるならこのイスが欲しいです。
ミラチェア[ハーマンミラー]
121,800円
2013年3月28日
名刺ケース
お仕立てした名刺ケース。
定番の名刺ケースを通しマチの仕様にカスタムしております。
新生活に向けてのオーダーでした。
新しい出会いを演出して下さい!!
2013年3月26日
時計ベルトの製作工程 4
時計ベルト製作の続編です。
上の画像は、ペーパーで削り、染料と布海苔を使いコバを仕上げている途中の画像です。
何度も繰り返し、蜜蝋を溶かし込みながら仕上げていきます。
すみません。
思いの外、作業途中を撮影していなかったのでワープしてしまいます。。
いきなりサル革製作の途中です。。
薄すぎると不安ですし厚すぎると野暮ったくなるので、厚さの検討は慎重に。
あとはベルト穴を開けると完成です。
無事完成しました。
今回は時計がロレックスのバブルバックという事で、ベルトの中央部のみを肉盛りするのではなく、全体的に厚くし肉厚なベルトに、また丁寧にコバを磨き上げる事により、シャープな雰囲気になるように仕立てました。
表革 マットクロコ(ダークブラウン)
裏革 ドイツ製型押しレザー(グリーン)
ステッチ (レッド)
2013年3月23日
時計ベルトの製作工程 3
時計ベルト製作の続編です。
厚さを調整した芯材を外革と貼り合わせ、幅を決めてから縫い合わせていきます。
一目一目丁寧に縫い進め、コバ面の仕上げに入ります。
染色し、布海苔や蜜蝋を使いながら滑らかなコバを目指します。
次回には完成しそうです。
2013年3月14日
時計ベルトの製作工程 2
少し間があいてしまいましたが、時計ベルトの製作工程の続編です。
前回、設計した型紙を切り出し革取りをしていきます。
今回はクロコの右胸辺りを使います。
鱗の位置などに気を使いながら裁断し、完成形をイメージし手作業で厚さを調整していきます。
次は芯の製作です。
今回はバブルバックに合わせての製作でしたので、ベルト中央部を肉盛りするのではなく肉厚なイメージにしたかったので、ベルト全体を厚くする仕様にしました。
芯材はイタリアンオイルレザーを使い、しなやかで手に馴染むベルトを目指しました。
次回に続きます。
2013年3月6日
ステッカーケース
友人の誕生日に合わせステッカーケースを仕立てました。
デザイナーの友人がノベルティとして大小の達磨のステッカーを持ち歩いているので、その専用ケースとして企画してみました。
イタリアンオイルレザーのネイビーに赤いステッチ、白の箔押しをしています。
達磨のステッカーは、数に限りはあるものの店頭にもございますので、欲しい方は声を掛けて下さいね。
2013年3月2日
時計ベルトの製作工程 1
ロレックス、バブルバック用のベルトを仕立てる工程を紹介したいと思います。
私自身、誰かに師事したり、他の工房などに勤めた経験が無いので、手順や工法が正しいかどうか分かりませんので、あらかじめお断りしておきますね。
最初の工程は、設計です。
当工房では多くの場合、CADソフトを利用して設計します。
手書きよりも圧倒的に早くサイズなどの調整ができるので、時計ベルトなどミリ単位の違いでイメージが大きく変わるアイテムのデザインをする場合に、多くの条件を反映し検討する事が出来ます。
もちろん手書きが有利な場合には、しっかり手書きで設計します。
パソコン上で設計が完了したら印刷し、現物大での検討に入ります。
サイズ違いの図面を切り出し、実際に時計にあてがい最良の形状を選択します。
また肉盛り用の芯材の厚さも重要ですので、しっかり検討しておかなければなりません。
次は、型紙の製作に続きます。