三方がファスナーの財布。
ラウンドファスナー、ラウンドジップなどと呼ばれるファスナーを用いて仕立てる財布について。
ファスナーの貼り方、外部に使われている革の厚さやコシの強さ、芯材の有無や種類や硬さ、内部の仕立てなどにより仕上がった時の表情が違ってきます。
ファスナーの貼り方については、作り手によって手貼りをしたり木型を用いたり、いろいろな方法があり、特にコーナー部は作り手のファスナーの貼り方によって、大きく変わってくるところです。
画像は、どれも動作に影響はない範囲で、下から上になるほど貼るテンションが高めており、ファスナーの凹み具合が違っていると思います。
私の場合、過去数年の間に「テンション高め」から「低め」を経て、「少し低め」に、数値だと「⑤→①→②」位でしょうか。
現在は少し凹んでいるくらいに設定することが多いです。
意外と財布のイメージが変わってくるところなので、購入を検討されている方は注目してみると面白いと思いますよ。
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